From:押田力
いつも大変お世話になっております。
イノセルの押田です。
前代表の内野が亡くなって、
一年と少しが経ちました。
先日、一周忌もありました。
この一年、代表として会社を預かる中で、
何度か聞かれたことがあります。
「押田さんは、なぜ経営者をやっているのですか。」
「なぜ、そこまで”活躍”にこだわるのですか。」
その質問をされるたびに、
改めて考える機会になります。
そこで、自分自身を深く振り返ってみました。
そうして辿り着いたのが、
2006年、新卒で入社したジェイック時代でした。
私は営業として社会人生活をスタートしました。
営業とは何かも分からない。
それでも、
「頑張ろう。」
その気持ちだけは、
人一倍持っていたように思います。
ただ、気持ちだけでは成果は出ません。
同期は次々と成果を出していきます。
それは驚くほどに。
「本当に優秀な同期ばかりだな。」
そんなことを思っていました。
私も頑張っていれば、
いつか成果が出るだろう。
夜遅くまで働いて、
土日も働いて。(昔の話ですからね。)
そんな毎日でした。
でも、成果は出ませんでした。
どうすれば成果が出るのか分からない。
頑張っているつもりなのに結果が出ない。
「自分は営業に向いていないのかな。」
そう思ったことは、
一度や二度ではありませんでした。
(正直、毎日そう思っていました)
その後、当然のことながら、
(という訳でもないのかもしれませんが)
私は営業を離れ、別の仕事をすることになり、
社内で何度か部署を異動しました。
社内転職のような感じですね。
異動先でも、
任された仕事は一生懸命やりました。
ただ、
同期が昇進していく中で、
「自分は会社に貢献できているのだろうか。」
「こんな私を採用してくれた会社に、
少しでも恩返しがしたいな。」
そんな思いを、
ずっと心の中に抱えていました。
目立った成果が出ている訳でもなく、
毎日、どこかモヤモヤしたままでした。
そして、数年経ち、
世の中にもインターネット広告が浸透し始め、
会社としても力を入れていくという流れの中で
未経験からウェブマーケティングの部署に
異動することになりました。
内容としてはフリーターの就職支援をしていたので、
就職したいフリーターを集めることがミッションです。
最初はよく分からず、
マネージャーの指導に死に物狂いで食らいつき、
何とかかんとか形にしていきました。
その後、紆余曲折あり、
ウェブマーケ担当は私1人になるのですが、
景気の影響で就職難の時代に入ったこともあり、
広告予算を半分に抑えながら、
目標数値を達成することができました。
そこで初めて、
自分の仕事が会社の数字につながっている
実感を持つことができました。
「会社に貢献できた。」
「自分はここにいていいんだ。」
初めて自分で自分を認めることができた気がします。
その後も、
大学営業、
財務・法務などのコーポレート業務など、
様々な経験をさせていただきました。
今振り返ると、
営業という仕事が向いていなかったというより、
あの頃の私には、営業で成果を出すための力が
まだ足りていなかったのだと思います。
そして、それぞれの部署で経験したことが、
今の経営につながっています。
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代表になって一年。
改めて自分自身を振り返った時に、
気付いたことがあります。
私は営業で成果が出なかったからこそ、
「活躍」
という言葉に、
ここまでこだわるようになったのだと思っていました。
でも、少し違いました。
私は、
ずっと活躍したかったのです。
必要とされる存在になりたかった。
会社に貢献したかった。
採用してくれた会社に恩返しがしたかった。
その思いを、
自分でも気付かないくらい、
心の奥深くに押し込めていただけでした。
それでも本当は、
心の奥底で、
ずっと叫び続けていたのだと思います。
「自分も活躍したい。」
「会社に貢献したい。」
「必要とされる存在になりたい。」
だから私は今、
一人ひとりの「活躍」に、
ここまでこだわるのだと思います。
成果が出ない人を見ると、
昔の自分を思い出します。
そして、こう考えます。
本当に、
その人には能力がないのでしょうか。
営業のやり方かもしれない。
役割かもしれない。
教え方かもしれない。
まだ、
強みが見つかっていないだけかもしれない。
簡単に、
「向いていない。」
と決めつけるのは、
早いのではないか。
そんなふうに思うのです。
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もし今、
部下や後輩の育成に悩んでいる方がいたら、
どうか簡単に、
「向いていない。」
と決めつけないでください。
今の役割が合っていないだけかもしれません。
やり方が合っていないだけかもしれません。
教え方を変えれば、
力を発揮するかもしれません。
別の役割であれば、
驚くほど活躍するかもしれません。
人には、
それぞれ強みがあります。
その人が輝ける場所や方法を、
ぜひ一緒に探してみてください。
そして、
もし今、
自分自身が思うように成果を出せずに苦しんでいる方がいたら、
どうか、
自分で自分の可能性を閉ざさないでください。
「自分には向いていない。」
そう結論づけるのは、
まだ早いかもしれません。
やり方を変えてみる。
誰かに相談してみる。
違う役割に挑戦してみる。
一歩踏み出した先で、
思いもよらない自分の強みに出会うこともあります。
人は活躍できないのではありません。
まだ、自分らしく活躍できる場所や方法に
出会えていないだけなのかもしれません。
もし新卒時代の自分に会えるなら、
私はこう伝えます。
安心しろ。
諦めるな。
君にも必ず活躍できる場所がある。
だから、
自分で自分の可能性だけは閉ざすな。
私自身、
この一年を振り返る中で、
改めてそのことを思い出しました。
これからも、
一人でも多くの方が活躍できる社会を目指して、
目の前の一人ひとりと、
本気で向き合っていきたいと思います。
そしてそれが、私なりの、
採用してくれた会社への恩返しでもあるのだと思っています。
本日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ー押田力
追伸:
組織の営業力や、採用の進め方について、
何かお悩みがあれば、いつでも気軽にご相談ください。
私自身の今の試行錯誤も含め、お話しできればと思います。
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