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“初対面の地雷”を回避するノウハウ本

“初対面の地雷”を回避するノウハウ本

いつもお世話になっております。
イノセル内野です。

今日は営業において
「第一印象」が
どれほど重要かについて
お話ししたいと思います。

きっかけは、
ある飲食店での出来事でした。

そのお店、
料理の味は申し分ありませんでした。
メニューの工夫も見事で、
「また来たい」と思わせるレベルです。

ですが——
もう行くことはないと思っています。

理由は、
ホールスタッフの
“接客態度”が悪かったからです。

注文時の無表情な対応、
飲み物を置くときの雑な動作、
質問に答える時の投げやりな言い方。

あの瞬間、
「どれだけ料理が美味しくても もうここはないな」
と心のシャッターが下りました。

あなたも同じ経験ありませんか?

そしてふと、
営業もまったく同じだと
気づかされたんです。

商材がどれだけ優れていても、
プレゼン内容がどれだけ魅力的でも、
「最初の数秒」で
心の扉を閉ざされてしまえば、
その後の話は届かない。

営業は“味”ではなく、
“最初の接客態度”で決まる。

これはまさに
飲食店と同じ構造です。

特に今は、
「買わない理由」が
いくらでも用意できる時代。

だからこそ、
営業パーソンに必要なのは、
「話す前に信頼される技術」です。

そのスキルを
非常にわかりやすく解説しているのが、
福田記子さんの著書
『できる営業担当者の話し方』です。

私はこの本を読みながら、
何度も頷きました。

例えば、
第一印象を形づくる要素として
「声」「表情」「姿勢」
が挙げられています。

中でも印象的だったのが、
“言葉より先に、声が届いている”
という指摘です。

営業現場では、
商談が始まる前から
「成否」は始まっている。

挨拶の声のトーン、
目線の合わせ方、
身だしなみ、所作。

こうしたものが
“無意識の印象”として
相手の中に蓄積されていく。

だからこそ、
「話し方」ではなく
「話す前の立ち居振る舞い」こそが、
本当に重要なのです。

本書では、
こうした“営業の印象力”を
磨くためのステップが
非常に実践的にまとめられています。

たとえば——

・語尾を意識するだけで
 説得力が大きく変わる話し方

・雑談の入り口を
 “相手の感情”から開く方法

・「なるほど」より効果的な
 共感のリアクションの作り方

・沈黙が続いたときに
 空気を壊さない切り返し方

これらは、
営業経験が浅い人だけでなく、
マネージャーや経営者にも響く内容です。

なぜなら——

「印象の良し悪し」は、スキルではなく
“習慣”で決まるからです。

そして習慣とは、
本人が「無自覚にやっていること」。

だからこそ、
プロとしての営業を目指すなら
“意識的に見直す”時間が必要です。

営業がうまくいかないとき、
商品のせいにしたり、
タイミングの悪さに逃げたり、
お客様の懐の深さを
嘆きたくなる気持ちはわかります。

でも、
一度だけでも構いません。

「自分の第一印象は
 どう見られているか?」

そう問い直してみてください。

鏡の前での立ち姿。
電話に出るときの第一声。
名刺交換時のアイコンタクト。
お客様が最初に聞く自分の“声”。

その一つひとつに
「チャンスの芽」が隠れています。

営業という仕事は、
“信頼を積み重ねる”仕事であり、
“印象で信頼の入口が開く”仕事です。

だからこそ、
この『できる営業担当者の話し方』を
営業研修の接客態度向上のテーマとして
推薦したいと思っています。

読んでもすぐに
売れるようになるとは限りません。

でも、
「なぜ成果が出ないか」のヒントは、
必ず見つかるはずです。

何より、
営業がもっと楽しくなる
可能性が広がります。

話すのが得意かどうかは関係ありません。
第一印象は、後天的に鍛えられるものです。

そしてそれが磨かれたとき——
お客様は商品ではなく、
「あなた」を買ってくれるようになります。

ぜひ一度、
手に取ってみてください。

いつもありがとうございます。

今日もあなたにとって、
価値ある1日になりますように。

追伸:

福田記子
できる営業担当者の話し方
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