わたしはイノセルという会社を経営しており、イノセルはイノベーションセールス=営業に革命を起こすという思いが由来で、「営業を面白くする」というミッションを掲げており、これまで1300名の転職支援をし、2500社もの会社に採用支援をしてきました。
現在転職エージェントは数多くあり、支援を受けて転職する人も年々増えています。しかしながら多くの人が転職後すぐに退職しているという事実があります。
なぜそんな事が起こるのか?
転職市場に限らずですが、多くのコンサルタントは厳しいノルマがあります。その自分のノルマを達成するために案件を紹介することが仕事になってしまっています。つまりコンサルタントとは名ばかりで、企業の営業マンになってしまってるからです。
そのため、求職者も紹介された案件の中から選ぶ作業となってしまっていて、実際に入社してみると思っているのと違った、というミスマッチが起こり退職を選んでしまうのです。
実はこれはかなり深刻な問題で、まだ20代なら取り返しがつくこともありますが、30代にはいってからの失敗はなかなか取り返しがつきません。次の転職で給料が下がる場合もあるし、短期間での退職はキャリアに傷がつき次の転職先がなかなか見つからないこともあり、そうなったら目もあてられません。